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ノゼランリネンサプライ ~沖縄のリネンサプライ業者~
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客室清掃を1室あたり10分短縮する、リネン動線の作り方

リネン動線

チェックアウトのピークを過ぎた午前11時。清掃スタッフが部屋に入り、ベッドを剥がし、そこで手が止まります。ダブルのボックスシーツが足りない。ワゴンを置いて、リネン庫まで往復。戻ると今度はフェイスタオルが1枚足りない。

この「取りに戻る」が1室に2回あるだけで、構造によっては数分が消えます。1日十数室分積み上がれば、体感以上の時間です。

削れる余地が大きいのは、拭く・整える動作より移動と探索です。この記事では、リネンの置き方・運び方・戻し方という「動線」から改善策を整理します。なお「10分」は目標値であり、必ず短縮できると保証するものではありません。効果は建物構造や習熟度によって変わります。

目次

まず、清掃スタッフの動きを4つに分解する

改善の前に現状を測ります。1日、1人のスタッフに同行し、動きを4種類に分類してみてください。

  1. 作業:ベッドメイク、水回りの清掃、備品補充など、実際に手を動かしている時間
  2. 運搬:ワゴンを押す、リネンを抱えて運ぶ時間
  3. 探索:どこにあるか分からないものを探している時間
  4. 往復:足りないものを取りに行き、戻ってくる時間

意外と多いのが3と4です。しかもこの2つはスタッフの技能と関係がありません。置き場所が分かりにくければ、ベテランも新人も同じだけ時間を失います。裏を返せば仕組みで丸ごと削れる時間です。

フロア別ストックで「往復の距離」を短くする

リネン庫が1階や地下に1か所だけ、という施設は珍しくありません。その構造では、不足のたびにエレベーター待ちが発生します。

対策は各フロアに小さな中継ストックを置くことです。清掃用具入れの空き、使っていないクローゼット、階段横のデッドスペースなど、扉が閉まる場所なら十分機能します。

置く量は「1日分」ではなく「不足が起きたときの数室分」で構いません。目安はシーツ類が2〜3室分、タオル類が3〜4室分。置きすぎると在庫が滞留し、かえって探索時間が増えます。

中継ストックを置くときは、次の3点を守ると運用が崩れにくくなります。

  • 補充の担当者と時間帯を決める(誰かが気づいたら補充、にしない)
  • 定数を紙に書いて扉の内側に貼る(記憶に頼らない)
  • 汚れ物は絶対に入れない(清潔リネンとの動線を交差させない)

ワゴンの積載順は「使う順の逆」に

原則は「先に使うものを上・手前に、後で使うものを下・奥に」です。

ベッドメイクが先なら、シーツ・ピローケースが上段、次にタオル類、アメニティや消耗品は最下段。この順に整えるだけで、かがんだり積み直したりする回数が減ります。

もう1つ効くのが「1室分をひとまとまりにする」考え方です。客室タイプごとに1セットで重ねておけば、部屋の前で数を数える手間がなくなります。束をそのまま持って入るだけです。

積載は前日の夜か早番の開始前にまとめて行うのが理想です。清掃開始後にワゴンを組むと、その時間はまるごと非稼働になります。

汚れ物の一次集積場所を決める

見落とされがちなのが、汚れ物(ソイルドリネン)を出す動線です。汚れ物を抱えて長い距離を歩くのも、補充と同じだけ時間を使います。

フロアごと、数室ごとに一次集積場所を決め、清掃中は袋ごとそこに置き、一区切りついた時点でまとめて下ろします。ポイントは以下です。

  • 清潔リネンの中継ストックとは別の場所にする
  • 袋は口を閉じられるものを使い、床に直置きしない
  • 湿ったタオルやバスマットは通気のよい場所へ(濡れたまま密閉すると、においや変色の原因になります)

沖縄の夏場は湿度が高く、濡れたリネンを長時間密閉すると状態が悪くなりやすい傾向があります。回収までが長い日ほど、この一手間が効きます。

サイズ別の色分けとラベリングで「探索ゼロ」を目指す

現場でいちばん時間を溶かすのが、「これはシングル用? ダブル用?」と広げて確認する動作です。白いリネンは畳んだ状態では見分けがつきません。ここは道具で解決できます。

手法 やり方 向いている施設
棚の色分け 棚板や仕切りにカラーテープを貼り、サイズごとに色を固定 少ない投資で始めたい施設
ラベル表示 「W140 ボックス」など、実寸と用途を大きく印字して貼る スタッフの入れ替わりが多い施設
客室タイプ表記 「デラックスツイン用」など部屋名で表示 客室タイプが3〜4種類ある施設
束の帯 1室分のセットを色帯やバンドでまとめる 客室数が多く、ワゴン運用が中心の施設

大切なのは、表示を「サイズ」ではなく「どの部屋に使うか」に寄せることです。スタッフが知りたいのは寸法ではなく「今から入る部屋に持っていくもの」だからです。色分けとラベルは併用を。色だけでは新人が覚えるまで機能せず、文字だけでは遠目に判別できません。

まとめ

動線を変えた直後は一時的な混乱が起きます。最低1週間は同じ運用を続け、その上でスタッフに「戻る回数が減ったか」「探す場面が残っているか」を聞いてください。改善は中継ストック、積載順、色分けのうちまず1つだけ選んで始めるのが現実的です。

  • ムダは「作業の遅さ」より「探索と往復」に潜んでいることが多い
  • 各フロアに数室分の中継ストックを置き、定数と補充担当を決める
  • ワゴンは「先に使うものを上・手前」、可能なら1室分をひとまとまりに
  • 汚れ物の一次集積場所は清潔リネンと分け、濡れ物は密閉しない
  • 表示は「どの部屋に使うか」で。色分けとラベルは併用する
  • 「10分」は目標値であり、効果は建物構造や習熟度によって変わります

沖縄でリネンの回収・洗濯・納品をまとめて任せたい方へ。ノゼランリネンサプライでは、施設の規模や稼働状況に合わせたリネンサプライのご提案を行っています。納品時の置き場所や仕分け方法についても、現場の動線に合わせてご相談いただけます。「今の運用のままで繁忙期を乗り切れるか不安」という段階でのご相談も歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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