
沖縄のリネンサプライ業者、ノゼランリネンサプライです。これからホテルを始める未来のホテルオーナー様向けの記事として、今回は物件選びについて書いてみたいと思います
沖縄でホテルを建てる
最もシンプルな方法として沖縄で不動産会社を通して土地を購入して物件を建ててしまう方法があります。その前に、旅館業法上ホテルが運営可能な場所であるかどうか十分に確認しておきましょう。沖縄は保健所が旅館業について監督を行っています。

土地の買い付けから建築
沖縄在住の方であればご自身で選ばれると宜しいと思いますが、そうでない場合、例えば東京や大阪、名古屋等にお住まいで遠隔でホテル経営をお考えの場合、地元の不動産屋に相談してから購入を検討しましょう。
そしてその後は建築です。ホテルといっても沖縄では一軒家のヴィラタイプのホテルも多く、土地と建物を含めても本土と比べてびっくりするくらい安いこともしばしば。

とはいってもそれなりに大きな投資を伴いはしますが、沖縄に限っては、ホテルを建てるという選択肢は悪くないと思います。ご希望であれば、融資してくれそうな銀行もご紹介いたしますのでお気軽にお声がけください。
「うちなーらいふ」沖縄の不動産のことはたいていここに出ています。
賃貸物件でホテル運営
そんなことできるの!?なんとこれが、出来てしまうのです。非常にまれに、「旅館業可能!」と書かれている賃貸物件があります。なお沖縄では、マンションの一室のみを旅館業として登録することすら出来ることもあります。お隣さん大丈夫なのかしら?とちょっと心配になってしまいますね。
こういう物件を見つけたら、「わぁラッキー!!即契約しよう!!!」とすぐすべきではありません。なぜならば、実際に掘り出し物の可能性もありますが、賃料の方が高くついてしまうケースもあるからです。これからホテルを運営するためのテストケースとしてやるのであればよいと思いますが、それ単体であまり利益を期待しない方がよいと思います。
また、高利回りをうたって単なる仲介であるにもかかわらず、M&A案件として掲載している悪徳業者もいますが、沖縄で民泊やりませんかというM&A物件には、絶対に手を出してはいけません。
運営代行会社にお任せ!は要注意
沖縄だけでなく全国どこにでもあると思いますが、ホテル運営代行会社という会社があります。これは旅行代理店のサイトを管理して、お客様を集めてきて、その売り上げの何割かを得て運営する業者です。
優れた業者さんであれば売り上げをたくさん持ってきてくれますが、そうでないところであれば自分でやった方がマシということも多々あります。そして儲かろうが儲かるまいが、売上の2割程度を持っていかれます。運営会社のせいでマイナスになることも多く、また契約をよく見ると2年は解約できない等と書かれていることもあり、運営がお任せで儲かるほど沖縄のホテル運営は甘くない、ということは知っておいてください。
お勧めとしては、もし運よく運営会社がついていない賃貸物件でホテルが可能なものを見つけたら一度ご自身で回していただき、行けそうだと思ったら土地を購入し建物を建築されるのが宜しいと思います。
但し旅館業可能な賃貸物件が沖縄で年に何回出るか、という感じですので、まずは小ぶりな物件を購入し建築して、失敗したら売りに出すというのも手かもしれません。