沖縄のリネンサプライ業者、ノゼランリネンサプライです。今回は、弊社ができることできないことについてお話ししたいと思います。

ノゼランリネンサプライで出来ること

定番物のシーツ、タオル等リネンの貸与、洗濯

沖縄で、どこのホテルでも使っているシーツやタオルなどリネンを御社にかわって買付けし、それを貸与します。つまりリネン類を購入する初期費用をかけることなく始めることが出来ます。

クリーニングを行ったシーツ類は、弊社工場またはリネンブースに取りにお越しいただくか、もしくは配送となります。なおリネンブースとは沖縄県の今帰仁やうるま市等 各地に弊社が設置している倉庫で、弊社がまとめてそちらの場所にお持ちし、ブースに取りにお越しいただくことで配送料を安くするシステムとなっております。

シーツ類

ワッフルパジャマの洗濯

ワッフルパジャマの洗濯も承っております。ワッフルパジャマは120cmのフリーサイズで、コスパがよく大変お勧めとなっております。

この他にもパジャマ、ガウン(バスローブ)等もございますが、値段から言えば、

  • ワッフル
  • パジャマ
  • ガウン

これらの順番に安くなっています。

値段の理由

ワッフルがフリーサイズでどなたでもご利用いただきやすいのに対し、パジャマはサイズがございます。パジャマを持って帰ってしまうお客様もいたり、またそれがLサイズの上とMサイズの下だけを持って帰ってしまう方もいらっしゃいます。

そうすると、当然サイズが合わないものが当方に返却されてくることとなり、数が合わなくなります。サイズが合わないことで非常に手間がかかり、またこれが当方または清掃の方が気付けばよいですが、双方の目をすり抜けた状態でお客様に設置してしまい、トラブルになるということもしばしば。

トラブルがあればクレームとなり口コミに書かれ売り上げが落ちます。パジャマは、お勧めできません。

ガウンについては、紐が入っていなかったりサイズが違ったりと、これまたもめる原因です。パジャマよりも高いのは、重さがある為洗濯の数がそんなにできない為、最も高くなっております。

高級なホテルといえばバスローブというイメージがあるかもしれません。映画などでも出てきますね。しかし口コミで「バスローブが良かった」という口コミを見られたことがありますでしょうか。

多くの場合口コミは減点方式で書き込まれます。

「シーツが汚かった」

「髪の毛が落ちていた」

「パジャマの上下サイズが違っていた」

「ガウンのひもの長さが足りなかった」

せっかくお金をかけても、ほとんどリターンを期待できないばかりか、むしろマイナスになります。よほどの超一流ホテルでない限り、ワッフルが無難です。

当リネンサプライで出来ないこと

厳密にいえば、出来はしますが大変お高くつくケースです。

オリジナル商品の洗濯

基本的にオリジナル商品は、お客様にお買い求めいただいて、その上での洗濯となります。弊社は基本的に「出来ない」はありません。

ただし、金額がそれなりになってしまいます、ということだけご了承いただきたいのです。

リネン以外での差別化を

リネン類での他社との差別化は、ほぼ不可能です。これまであった事例として

  • ブランド物のパジャマを入れてみた
  • シーツを綿とポリエステルではなく綿にしてみた
  • ガウンにしてみた

これらを導入されたところ、パジャマは1回の洗濯が1,000円を超え、このパジャマの洗濯代だけで経営が成り立たなくなりました。通常の業務用パジャマはもっともっとお安いのですが、ブランド物となると細心の注意を払い洗う必要がありこのような金額となりました。クリーニング屋さんに聞いたところ1,870円だったのでそれでもだいぶお安かったのですが…。

肌触りがいいと思いシーツを綿にしたお客様、しわがつくのでおとめしたのですがどうしても綿がいいとのことでやってみるとやはりしわが出来てしまい、それに対する悪い口コミが殺到。なおシーツに関する肯定的な口コミは一件もありませんでした。

ガウンのお客様も同様で、クレームもそうですが金額的に苦しくなり、やはりワッフルに変更されました。ロゴも入れたところで自己満足の域を出ないばかりか、ロゴ入りのものを持って帰った顧客がヤフオクに出品していたという話もあります。

誰のためのホテルなのか

ご自宅であれば、何でもお好きなものをお買い求めになればよいと思うのです。但しこれが商売となりますと、もっともっとシビアにならなければいけません。

100部屋以下のホテルではどう考えても、定番物がNo.1です。

そして、弊社が出来ないというよりも沖縄じゅうどこのリネンサプライ業者も、現在定番品ですら受け入れを断っている状況です。オリジナル品の難易度は、推して知るべし、ということになります。

但し、そうは申しましても大手のチェーン様で全国的に変えようということもあればそのホテル様だけでは対応出来かねます。そういった場合は、費用が掛かり申し訳ないですが個別にご対応させていただいております。

このような特殊なご事情がない限り、リネンは定番品を強くお勧めいたします。