
ホスピタリティをリネンにも
ホスピタリティを考えていないホテルはないでしょう。お客様をどう笑顔でお迎えするか、チェックインの瞬間から退館されるその瞬間まで、日々試行錯誤を重ねていらっしゃることと思います。しかし、その「おもてなしの心」は客室のシーツやタオルにまで、本当に行き届いているでしょうか。実はリネンの品質と供給の安定こそが、ホスピタリティを下支えする縁の下の力持ちなのです。
例えば自前でリネンを洗う場合を想像してみてください。もし洗濯機が壊れたら?そのタイミングでほかの客室もすべて満室だったら?さらに近くのコインランドリーにも空きがなかったら――。考えるだけで冷や汗が出るシチュエーションですが、これは決して大げさな話ではありません。そして、こうしたリスクは私たちのようなリネンサプライ会社にも、形を変えて常につきまとっています。だからこそ、私たちは「供給が止まらない仕組み」そのものを事業の根幹に据えています。
99.9の数を増やす
沖縄の観光業を支えるリネンサプライ工場として、私たちは1台の洗濯機が故障してもすぐに代替できるよう、複数の大型洗濯設備を分散して稼働させています。よほどの大災害――たとえば津波のような事態でも来ない限りは、安定した供給を継続できる体制を整えているつもりです。
とはいえ、世の中に「絶対」はあり得ません。従業員が一斉に体調を崩してしまう、配送車両がいたずらの被害に遭いすべてパンクしてしまう、設備トラブルが重なる――。こうした不測の事態は、どれだけ備えていても起こり得るものです。だからこそ私たちは、自社内でのリスクヘッジを徹底するのはもちろんのこと、それ以上に「同業他社様との結束」を非常に重視しています。
これは、ライバル社を出し抜いてシェアを奪おうという発想では決して生まれない関係です。困ったときに快く手を差し伸べてもらうためには、日頃から「この沖縄北部のリネン業界全体を、みんなで盛り立てていこう」という姿勢が欠かせません。私たちはそうした思いで日々営業活動を行っており、結果として沖縄北部のほとんどの同業者様と、友好的かつ協力的な関係を築かせていただいております。
100%の安定供給に「絶対」はありません。しかし供給率99.999999…と、この「9」の数を一つでも多く積み重ねていくこと。それこそが私たちにできる、最大限の誠意だと考えています。沖縄の観光業を支える皆様に、安心してリネンをお任せいただけるよう、これからも地道な努力を積み重ねてまいります。
